役に立つ!? ライターが実践するインタビューのコツ<第1回>
ど~も! 関西オフィス 企画編集兼ライターのF本です。
当社では、企業の広報誌や会報誌、パンフレット、DMなどの紙媒体を中心に、企画から編集、デザイン制作、印刷までお任せいただいております。
ここ数年は、企業の採用サイトやオウンドメディアの記事作成のお手伝いをさせていただくことも増えてきました。
その中で、やはり多いのがインタビュー記事です。企業の社員、商品を使っているお客様、会報誌を飾る芸能人など、さまざまな方にお話を伺い、記事をつくっています。
年間何十人もの方に話を聞いていますが、一緒に現場に行ったクライアントの担当者などによく聞かれるのが「上手く話を引き出すにはどうしたらいい?」「コツってあるの?」といったことです。そこで今回は、私が考えるインタビューのコツをお伝えしようと思います。
と、その前に、インタビューといっても、相手によって違いがあります。
以前はよく「芸能人にインタビューするってすごいね」とか「難しくない?」「緊張しない?」といわれていましたが、私の感覚的には、芸能人がいちばんやりやすいです。それは、話すことをしっかりお持ちで、話し慣れているから。いい言葉やネタになるポイントをわかって話してくれる方が多く、こちらとしてはその話に乗ったうえで深掘りすればいいので、スムーズなんです。授業などで話し慣れている大学の先生などにも同じことが言えます。
アスリートは感覚的な言葉が多い印象ですね。強い想いを持っている方が多く、特にプロスポーツ選手は自分に厳しい方ばかりです。
実は、私がいちばん難しいと感じるのが、一般の方へのインタビュー。健康食品や化粧品を利用されている方へのユーザーインタビューなどが多いですが、事前の情報がほとんどないので、ぶっつけ本番的な感じがあります。その上、企業や商品のイメージ向上といった目的や薬事的な観点での内容や表現の吟味が必要になります。
こういったインタビューで私が大切にしているポイントをいくつかご紹介しますね。
1 事前準備をしっかりと
調べられることはとにかく調べておきます。芸能人やスポーツ選手は、ここが大変ですね。なんといっても情報量が多いので。俳優さんのときは代表的な映画を何本か観て、本を出版されている方の場合は数冊読んでから取材にのぞむことも。さまざまな情報から、こんなことをお聞きしたいという質問シートをつくり、事前に共有させていただきます。
2 最初のあいさつをきちんと
インタビュー開始の際には、まずきちんと自己紹介し、今回のインタビューの主旨をご説明します。こちらのことを少し知っていただき、ちょっと場を和ませる目的もあります。とはいえ、ここで自分がしゃべり過ぎるのも禁物。いただいている時間もありますし「さっさと本題に入ってよ」という空気にならないよう気を付けています。
3 質問するのではなく、会話を楽しむ
あくまでも、インタビュアーは聞き役です。しかし、質問を振って答えを聞くだけでは面白い記事にはなりません。「質問者」と「回答者」ではなく、面白いと思ったことには感心し、疑問に思ったら素直に聞く、といった感じで、会話を楽しむというくらいのスタンスがいいと思っています。とはいえ、自分の話をし過ぎるのはNG。私も、相手の話を引き出すために自分の話をするときはありますが、しゃべり過ぎるとちょっと白けたムードになることもあります。相手は「自分のことを知ってほしい」という欲求があるからインタビューを受けてくれているのであって、私のことなんて知りたいと思っていないでしょうしね。
今回は、インタビューの準備から当日の心構えのようなところをお伝えしました。実は、インタビューで最も大事にしていることがほかにあるのですが、長くなりそうなのでそれはまたの機会に。
092-623-2088
お問い合わせ