海士町に行きたい!

海士町のブランド岩牡蠣「春香」

海士町に行きたい!

ど~も! 関西オフィスのF本です。

私は日頃、企画編集のほか、ライターとしても仕事をしています。

先日、テレビを観ていたら、過去にインタビューした方が出演されていました。

その方は、株式会社海士 代表取締役の青山敦士さん。
島根県の沖合に浮かぶ隠岐諸島にある海士(あま)町に2021年にオープンしたホテル「Entô(エントウ)」を運営する会社の社長さんです。嵐の松本潤さんが出ていた番組なので、ご覧になった方も多いのではないでしょうか。

これまで、芸能人から一般の方までたくさんの方にインタビューをしてきましたが、その中でも、青山さんは特に印象に残っている方の一人です。
インタビューさせていただいたのは、20212月のこと。取材を申し込んだのは、青山さんが代表を務めるもう一つの会社、株式会社島ファクトリーが開催していた「リモートトリップ」に興味を持ったのがきっかけでした。

コロナ禍で移動が制限され、海士町を訪れる観光客も減少する中、なんとか島の魅力を伝えたいと、今では大手の旅行会社も実施しているオンラインでの旅行をいち早く始めたのが、島ファクトリーだったんです。

そこで、インタビューの前に、私自身も「リモートトリップ」を体験しておこうと、島ファクトリーが主催するリモートトリップに参加しました。

パソコンのオンライン会議アプリを利用して、島と参加者をリアルタイムに結ぶリモートトリップは、フェリー乗降場からの中継でスタート。参加者がひととおり自己紹介をした後、スタッフの皆さんが観光スポットを案内してくれたり、地元の方が登場して交流したり。私は奈良に居ながらにして、海士町を疑似体験させていただきました。

前日に届いた宅配便には、大きくて立派な岩牡蠣が! 殻を開ける道具も入っていて、リモートトリップの中で海士町の方に教えていただきながら殻を開け(あやうくPCがずぶぬれになるところでしたが…)、プリプリの生牡蠣を味わいました。参加者の中には、ワインを用意して楽しんでいた方も。(準備しておけば良かった…)

海士町のブランド岩牡蠣「春香」
リモートトリップ前日に届いた、海士町のブランド岩牡蠣「春香」

また、宅配便には、その昔隠岐に流された後鳥羽上皇を祀る隠岐神社のおみくじも入っていて、参加者みんなで一斉に開いて「吉だ」「大吉だ」と言い合うなど、とても楽しかったです。(ちなみに私は「末吉」でした)

コロナを抜きにしても、旅行に行きたくても行けない人は多いと思います。(うちも猫を飼っているのでなかなか旅行には行けません。)そういう人にとって、リモートトリップはとても良いサービスになるんじゃないかと可能性を感じました。

実は、その時のインタビュー取材自体も、オンラインで行いました。興味深いお話をたくさん聞くことができましたが、青山さんはとても魅力的な方だったので、できれば直接お会いしたかったです。また、リモートトリップで島の魅力をたっぷり知ったことで、海士町にもぜひ行きたくなりました。

自由に旅に行けるようになったら、取材を企画して海士町に行くぞ(そしてEntô に泊まるぞ!)とひそかに計画しています。

海士町の牡蠣とリモートトリップ
画面に映るのは海士町の観光スポットの一つ「明屋海岸」です