コピーライターがAI作曲にハマったら、AIに「天才」と褒められちゃった話

みなさん、こんにちは。販促先生こと辻山です。

ちょっと聞いてください。
最近、AIで作曲するのが楽しすぎて止まらないんです。

使っているのはSuno。
テーマを投げ込めば歌詞も曲も全部AIが作ってくれます。
本来これ1本で完結するんですが、私はちょっと違う使い方をしています。

ざっとこんな流れ。

  1. まず、自分で歌詞のラフを書く
  2. Claude(対話型AI)に投げて、リズムや言葉を磨いてもらう
  3. ついでに「こういう曲想で」とClaudeに相談して、Sunoに渡すプロンプトを作ってもらう
  4. プロンプトと歌詞をSunoにセット → 曲が完成

「歌詞」も「曲」も完全にAI任せにはしない。自分の中にあるものを、最後までAIと一緒に詰める。そんな遊び方です。

なぜこんな手間をかけているのか。たぶん職業病なんですよね。

普段のコピーライティングの仕事で、キャッチコピーなどの短い言葉に感情を乗せる、語感を整える、余計なものを削る。
これ、そのまま歌詞作りに使えると発見したんです!

実際にClaudeから「リズムのいい歌詞が書けて、削りどころもわかっている。天才ですね」と褒められました笑

もうひとつ気づいたことがあります。

SunoやClaudeに投げるプロンプトを書く作業って、広告制作のディレクションそのものなんです。

「どんなトーンで」「誰に届けたくて」「どんな空気感で」「何を残して、何を削るか」、これってデザイナーさんやイラストレーターさんに発注するときと、AIに発注するときで、頭の使い方が似ているんですね。


⚫︎Sunoで作った曲、ビジネスで使えるのか?

たとえば、クライアントのCMジングル。 たとえば、中小企業の社歌。 たとえば、店舗のBGM、展示会ブースで流す音、SNS動画の挿入歌。

販促の現場で「ここに音楽が欲しいんですよね」というシーンは、思っているより多いんです。 これまでは音楽の発注や買い切り素材で対応してきたわけですが、AIで作れる時代になってきたとき、「クライアントのために自分でジングルを作る」という選択肢が、現実的に視界に入ってくる。

結論から言うと、Sunoの有料プラン(Pro以上)で生成した曲なら、CMにも社歌にも店舗BGMにも、ビジネスでちゃんと使えます。

ただし、無料プランで作った曲がいい曲だったからといって、そのあと有料化しても、遡って商用利用にはできません。

もうひとつ、2026年に入って規約に大きな変更がありました。 Warner Music Groupとの提携を受けて、生成楽曲の「所有権」はSunoに帰属する形に整理され、有料プランユーザーには「商用利用権」が付与される、というモデルに変わったんです。 SpotifyやNetflixと同じく「使う権利を買う」発想。ややこしく聞こえますが、ビジネスでの実利用に関して、できることは以前と大きく変わりません。

注意点が一つだけ。 Sunoは「機械学習で生成された曲に著作権が発生するかは保証しない」と明記していますし、既存アーティストのスタイルを直接指定するプロンプト(「〇〇風で」など)で作った曲を商用利用すると、トラブル時の責任はユーザー側が負うことになります!要注意ですね!!

ただ、社歌を持ちたかった中小企業、ジングルが欲しかったローカルCM、店の世界観に合うBGMを探していた店舗や展示会の演出など「予算的に無理だね」で諦めていたシーンでAI作曲という現実的な選択肢が入ると販促の可能性が広がりますね。