旅取材、再開です!

竹原町並み保存地区

旅取材、再開です!

ど~も! 関西オフィス 企画編集兼ライターのF本です。

 昨年からの新型コロナ感染拡大の影響を受け、企業会報誌などの制作を行っている当社も、万が一にもクライアント様やそのお客様にご迷惑をかけることのないよう、対策を徹底してまいりました。

取材についても基本的に自粛。取材なしで制作できるような企画をご提案し、どうしても必要な場合は、オンラインで実施するか、取材対象者がお住まいになっている県のライター・カメラマンにお願いするなどしてきました。

そんなこんなで2年も旅から離れていた私のもとに、先日本の電話が。

「関西方面の旅行記事のライターを探してるんですけど、F本さん行きません?」という東京オフィスのO子さんからのありがたいお言葉。
飛びついたと思われると恥ずかしいので、「忙しいんだけどね…」とちょっとだけ渋る素振りを見せながら、頭の中はもうどこに行こうか思案中!
通販会社の会報誌の企画だから、読者は高齢の方…メジャーなところに行っても面白くないかな…三重県の伊賀上野で忍者と伊賀牛グルメの旅か、滋賀県の信楽で陶芸と朝宮茶の旅というのはどうだろう…お茶と言えばやっぱり京都府の宇治!抹茶スイーツ三昧というのもありだな…変わったところで、愛知県の三河湾に浮かぶ日間賀島なんていいかもな、この時季フグがおいしいぞ…とO子さんの話はほとんど聞かず、心はすでに旅の空……。

以前、ある交通インフラ企業様のグループ社内報の制作をさせていただいていた頃は、関西から沖縄まで、毎月西日本のどこかへ取材に行っていましたし、これまでいろんなところに行かせていただきました。どの町もそれぞれに見どころやおいしいもの、人の温かさがあって魅力的でしたね。

ではここで突然ですが、私が行った西日本の町の中から、印象的だったところをご紹介!

勝山(岡山県真庭市)

岡山県北部の山間の町です。街道沿いの宿場町が「街並み保存地区」に指定されていて、風情ある街並みが残っているのですが、面白いのが、立ち並ぶお店やお宅に、おしゃれなのれんがかかっていること。協力して町づくりを行っている地元の皆さんもとっても温かく、素敵な町でした。

勝山
お店のほか、個人のお宅にもおしゃれにデザインされた手染めのれんがかかっていました


竹原(広島県竹原市)

尾道市と広島市の中間くらいに位置する港町です。ここにも町並み保存地区があり、雰囲気は最高。観光ガイドさんに説明をお願いして、江戸時代のレトロな建物に残る美しいデザインの格子窓などを見ながら散策するのがおすすめです。

竹原町並み保存地区
塩づくりで栄えたという江戸時代の町並みが残る静かな港町


大洲
(愛媛県大洲市)

松山市から西に車で1時間ほど行ったところにある静かな町。川沿いに建つ大洲城の城下町で、自然に囲まれた気持ちの良いところでした。町を歩いていると、学校帰りの高校生たちが次々に「こんにちは」とあいさつしてくれ、ほっこりとした気持ちになりました! 臥龍山荘(がりゅうさんそう)がおすすめです。

大洲城
大洲城は川のほとりの高台から町を見下ろしていました

どこも10年以上前に行ったところですが、鮮明に覚えています(写真はすべて当時のものです)。いろんなところに行けて、良い出会いがあって、あらためていいお仕事をさせていただいてます!

ちなみに、O子さんからのお仕事は、岡山県の倉敷市に行くことに決定!久しぶりの取材、どんな出会いがあるか楽しみです!