時代の波⁉

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時代の波⁉

こんにちは。株式会社ジーエーサービス代表の田中です。

新年度が始まり、あっという間に2カ月が過ぎました。1年1年があっという間です。
昨年度は、新規事業として「販促型プレスリリース」「LINE配信業務」等をスタートしました。また、社内的には今年度にかけて「クラウド会計システム」の導入を進めています。新しいことに取りかかるときは、しっかりとした準備が何より大切。覚えることもいっぱいあって大変です……。
ですが、どれもお取引様に対するさらなるフォローアップのために必要なもの。個人としてもスキルアップを目指し、今年度も365日良い提案・良いお仕事を提供できるよう精進していきますので、よろしくお願い致します。

さて、職業柄でしょうか、特にここ数年、文字離れが加速していくのを感じています。
私は20年以上読売新聞社の担当もしておりますが、仕事を始めた当初と比べ、新聞を購読する人も激減しています。20年ほど前には、九州・山口エリアでの読売新聞発行部数は90万部近くありましたが、現在は50万部ほどになりました。情報誌など紙の媒体も、どんどん減っています。人口減の影響もありますが、デジタルの普及による影響や、若い世代の文字離れが進んでいることが大きく影響していると考えられています。
デジタルは、うまく使えば、とても便利で高い効果も期待できるものです。とはいえ、「読む」という観点だけで言えば、電子媒体よりも紙媒体のほうが理解度が高いという研究もありますし、対象者に対してどのように情報を届けるかというリーチの点でも、デザインやコピーなどでの表現・与える印象という点でも、まだまだ紙媒体・アナログの良さは捨てきれません。
デジタルの波にはもちろん乗らなくてはいけませんが、こんな時代だからこそ、紙媒体の可能性をもっと見つめて、大切にしていきたいと考えています。

私の子どもたちも、常に時間があればスマートフォンを触っているので、「調べる」「書く」ことの重要性を伝えてはいるのですが、実際に理解してくれているのか……(汗)
私が新聞社の営業担当をしていることもあって、子どもたちには以前から「読む、書く、考える」を身に付けるために、読売新聞社が発行している「読売KODOMO新聞」「読売中高生新聞」などを読ませています。ニュースや社会の仕組みを、イラストなどを使って分かりやすく説明してくれる新聞です。
「読売KODOMO新聞」には、読売新聞特別編集委員で、日テレの「スッキリ」「情報ライブ ミヤネ屋」にも出演されている橋本五郎さんも関わっています。橋本五郎さんの解説はとても分かりやすいんです。子ども向けの新聞ではありますが、大人でも楽しく読めて、とっても勉強になりますよ。

最近は、ニュースもスマホで読む時代。ですが、使い過ぎは睡眠にも悪影響を及ぼすといいますし、VDT症候群やデジタル依存症も心配です。便利な世の中ではありますが、時にはスマートフォンを置いて、紙の媒体をゆっくりと読む時間も必要かもしれませんね。