スポーツビジネスにおける「地域との繋がり」 その4

こんにちは、スポーツ事業担当 のっぴーです。

プロスポーツチームのイベント企画や広報のサポート業務をメインに日々活動していますが、この時期、特に感じるのは、時の経つのが早いこと、早いこと。
ついこの前プロ野球が開幕したと思っていたら、今では後半戦に向けての準備がスタート。その一方、横浜で関わっているバスケットボールのBリーグは先日、2021-2022シーズンが終了し、来るべく次のシーズンに向けた動きが始まっています。落ち着いて振り返る時間がなかなか取れないことに、危機感を覚える今日この頃であります。。

敷地内に並ぶ子ども向けのアトラクション

さて今回は、過去のブログにて何度か取り上げてきた千葉県のファイターズ鎌ケ谷スタジアム(通称:鎌スタ)にて開催されたGWイベントについて。
去る429日(金・祝)から51日(日)の3日間、「元気なちびっ子鎌スタへ集まれ!」と題したファミリー向けイベントが開催されました。
楽しいアトラクションや来場プレゼントなどの子ども向けのイベントやサービスが準備され、久しぶりに明るい笑い声がこだまするスタジアムとなりました。
最終日である51日には、近隣市の中学校吹奏楽部を招待し、演奏会を実施。
コロナ禍によりお披露目の場不足に悩む部員たちにとっては、多くのお客様の前で演奏できる貴重な機会となったようです。また同校からは、野球部員も来場し、元プロ野球選手の球団職員による解説付き練習見学会や簡単な野球教室も開催されました。吹奏楽部同様、野球部員の彼らにとっても、いい思い出になったようです。

吹奏楽部による演奏会

ちなみに当日、同中学校の生徒及び関係者の来場は、150名以上。
初めて鎌スタを訪れた生徒も多く、実は球団にとっても、イベントを通じて、スタジアムを知ってもらういい機会になりました。

元プロ野球選手による野球教室

鎌スタに限らず現代のスポーツ興行は、単にプロ選手たちの試合を見せるだけではありません。青少年育成やスポーツ振興、健康増進などに寄与すること(今風に言えばSDGsの推進ですかね)、そして何より、球団やクラブのある地域を元気にしていくことが、大事なミッション。
アフターコロナに向け、着実に歩み始めたスポーツの世界は、要注目ですよ!