心は師走でちむどんどん【来年の企業カレンダー制作中】

昨年制作した企業カレンダー。コロナ禍で撮影が難しくなり、食卓を囲むイラストをテーマに構成。自宅の冷蔵庫に掲示して、食事中に眺めてはほっこりしております。

こんにちは。東京オフィスのO子です。
夏が終わっちゃいましたね。一抹の寂しさを感じますが、換気しまくっても暑くならないのは大歓迎です。

毎年この時期、O子は来年のカレンダー作りの真っ只中。制作は夏から始まり、秋には見本が納品されます。手がけているのは、プロパンガスの会社と酒造メーカーが年末に配布する二つの企業カレンダー。前者が料理のカレンダーで、料理が並ぶ食卓の写真と一緒にレシピも掲載します。もう一つは、季節のお花のカレンダーです。
料理のカレンダーのレシピの監修は著名な料理研究家の先生。作り方のポイントを説明しながら手際よくお料理を作る先生は、凜としてとても素敵でした。対して、撮影当日は緊張してガッチガチのO子。終始、汗の量がはんぱなかったです。そして、気になるお料理は・・・・・・もちろんいただきました! 美味しさはもとより、栄養バランスも考えられていて、ひと口ひと口が五臓六腑に染み渡っていく感じ。見栄えもよくて「こんなお料理、作ってみたい!」と思わずにはいられませんでした。カメラマンさんの写真のクオリティも高く、織りなすプロの技を間近で見る大変貴重な機会でした。

お花のカレンダーは、その月に咲く旬の花を、花言葉と合わせて毎月一つ掲載しています。監修は、以前、ガーデニングの情報誌を制作していた際にお世話になった園芸家の先生です。こちらの先生も、テレビをはじめメディアにも多数出演されたことのある著名な方です。お部屋に飾って心和むお花を、クライアントの要望に応えつつ、こだわりをもって選んでくださいます。先生とのやりとりを通して知った可憐な花たちが見たくて、昨年制作した今年のカレンダーをめくることもしばしば。眺めるだけで、とても楽しい! 愛着もひとしおです。来年のカレンダーを手にした方が笑顔になれるよう、今年も鋭意制作中であります。

私が携わる前から数えると、どちらも我が社で10年来制作しているので、鮮度を失わないよう毎回気持ちを新たに、取り組んでいます。

新しいカレンダーに張り替えるときに毎年感じる、切なさと新鮮さが入り交じったあのなんとも言い難い「行く年来る年感」。今年もあっという間に迎えることになりそうです~。