【編集者の休日】甲府との縁

甲府 ワイン

こんにちは。東京オフィスのO子です。

七夕も過ぎ、本格的な夏がやってくるかと思いきや、関東は、そぼふる雨と豪雨の繰り返しで、梅雨が戻ってきたような日々です。穏やかな雨の休日は、しっぽりと過ごすことに決めていますが、激しさが増すと滝修行に挑みたくなるのは私だけでしょうか。

そんな中、今年は縁あって甲府(山梨県)を3回訪れました。最初は旅の取材で。2度目はプロ野球のお仕事で。その次はプライベートで。

甲府への再訪を重ね、O子はワインの美味しさに目覚めました。体に良いと言われているポリフェノールを摂りたいがために、これまでずっと赤ばかり飲んでいましたが、あれこれ飲み比べているうちに、いつしか白も好きになっていました。上の写真は「湯飲みワイン」。山梨では一升瓶ワインを湯飲みで味わう文化があることを初めて知りました。オツですよね。取材を終え、帰る直前の駅改札前にある「葡萄酒一番館」でくいっと立ち飲み。つまみを片手に、プチ打ち上げの1杯でした。受け皿にあふれるほど注いでくれた分も、もちろんありがたく飲みほします♪
甲府駅からゆっくりと歩いて10分ほどの場所に、老舗のワイナリー・サドヤがあります。ワインがお好きな方はぜひ訪れてみてくださいね。余談ですが、取材時に対応してくれた、サドヤのUさんの名刺入れ、素敵だなと思ってよく見たら、甲府名産品の印伝! 地元愛を発見して、なんだかうれしくなりました。

旅先では地元にある喫茶店が気になるO子。今回のブログでは、取材の合間に見つけた、すてきなお店をご紹介したいと思います。
甲府で50年愛され続けている純喫茶「ダン珈琲店」。温かい人柄がにじみ出ているマスターが、ネルドリップで丁寧に入れてくれる珈琲がとにかく美味しく、まるで芭蕉の句のように心と体に染み入ります。手作りのホットケーキとの相性もぴったり。ぜひセットでおすすめします。落ち着いた店内でゆったりと過ごす、幸せなひととき。昭和・老舗好きのO子にとっては、まさに理想的な喫茶店です。
甲府に行くたびに、足を運んでいます。

初めて訪れる土地は、新鮮かつ刺激的ですが、さらなる発見がある再訪も実に味わい深いものです。甲府との4度目のご縁を想像して、期待に胸膨らませるO子でした。

ダン珈琲店
ダン珈琲店で購入した花形の木彫り。職人さんが木の端材で製作。どの角度でも立ちます。優しいフォルムが、お店の雰囲気を思い出させてくれます。会社帰りに衝動買いした絵画の上が定位置となりました。